名古屋駅構内に新スタイルのお茶漬け専門店-地産地消の一品も

名古屋三盛茶漬け(1,300円)

名古屋三盛茶漬け(1,300円)

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 JR名古屋駅構内の商業ゾーン「名古屋新幹線通り」(名古屋市中村区名駅1)に8月11日、お茶漬け専門店「茶めし庵 椿まち」がオープンする。

えび天茶漬け(850円)

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 店舗面積は18坪。座席数は30席。内装は、ベージュカラーを基調とした明るい色調でまとめ、女性も気軽に立ち寄れるような雰囲気にまとめているという。主要ターゲットは30~50代の男女。

 「名古屋新幹線通りは飲食店が一堂に集まった場所だが、名古屋駅は地元だけでなく他県のビジネスマンの利用が多い駅なので、さらに活性化させるためには仕事帰りにお酒を飲みながら気軽に名古屋めしを食べられるような店や、新しい業態の店を出店することが必要なのでは」(同店)と考え、同店のオープンにつながったという。

 同店では「サラリといただく新スタイルの名古屋めし」をコンセプトに、ひつまぶしや名古屋コーチン、エビ天などの定番メニューをはじめ、地元や季節の食材を使ったお茶漬けを用意する。奥飛騨の名水を使い、ほうじ茶で炊き上げた秘伝の茶めしにかつおだしをかけ、さらに3種類の薬味をのせて食べるスタイル。

 メニューは、ひつまぶし茶漬け(850円)、えび天茶漬け(850円)、味噌かつ茶漬け(800円)、コーチン茶漬け(900円)、ひつまぶし・コーチン・エビ天をトッピングした「名古屋三盛茶漬け」(1,300円)などの定番メニューをはじめ、いくらと生青のり茶漬け(800円)や山芋とおくら茶漬け(700円)などの冷やし茶漬けがある。どのメニューにも3種類の小鉢が付く。同店担当者は「今の季節、『冷やし涼茶漬け』が一番おすすめ」と話す。

 ほかに、「メニューの幅を広げたい」(同店)と用意された「三河産カマスの干物」(500円)などの地産地消の一品料理や、加賀の珍味「イワシのへしこ(糠漬け)」(450円)などJR北陸線・中央線・高山線沿線ゆかりのさかなもそろえる。そのほか、「この地方ではなかなか口にすることができない」(同店)本格焼酎なども。

 同店店長は「他店にはないインパクトのあるメニューをそろえたかった。名古屋に来たらまず『名古屋めしのお茶漬けを食べよう』と言われるような店を目指したい」と話す。想定客単価は2,000円。

 営業時間は11時~23時。名古屋新幹線通りでは同日、同店に隣接するビアレストラン「銀座ライオン」もリニューアルオープンする。

「茶めし庵 椿まち」で提供する「えび天茶漬け」(関連画像)お茶づけのりに中村紀洋選手-浜乙女が特別パッケージ商品発売(名駅経済新聞)昨年の駅弁コンテスト夏グランプリ「涼茶漬け」が弁菜亭に再登場(札幌経済新聞)松本にお茶漬けバー「Chazu-ya」、女性ターゲットに「2軒目」目指す(松本経済新聞)大崎の茶漬け専門店、「創作系」へ業態変更-全国各地の茶漬けを提供(品川経済新聞)

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