ウエディングや二次会、レストラン事業などを展開する神戸館(名古屋市中村区)は昨年12月4日、新業態の飲食店「KABTO名駅店」(名駅3、TEL 0120-324-489)をオープンした。場所はここ数年でグルメエリアへと変ぼうを遂げている名駅3丁目。
同店は約60坪の敷地面積に客席3フロアを展開。ホテルと居酒屋の中間を目指すという店内は、赤いベンチシートを配した100席の大空間(5階)のほか、モノトーンでまとめた4階(100席)、2階(100席)で、フロアごとに印象を変える。BGMにはジャズを流し、全体的にゴージャスな雰囲気で統一した。席数は、最大350席と界隈でも最大の規模を誇る。1階はインフォメーションとウエイティングルーム。
同店は神戸館グループとしては初めて本格的な「モダン和食」を提供。仕事帰りのビジネスマンが気軽に利用できるよう、リーズナブルな料金で提供するが特徴。
メニューは、産地直送の魚などを揚げた「天ぷら盛り合わせ」(800円)や「タコの変わりお造り」(700円)、「マグロの霜降りとアボガドの葉わさび和え」(650円)、「タラバガニのカニみそ焼き」(1,000円)、「自家製タラバガニのクリームコロッケ」(730円)など。1月は平日(月曜~木曜)限定で飲み放題付きコース3,500円も提供している。
オープン後の評判は「上々」(同社広報担当の山里さん)で、金曜・土曜・日曜・祝日を中心に4月までは約半数の席が予約で埋まっているという。同社既存店同様、ウエディングや二次会、企業パーティーなどの利用客も多いという。
営業時間は17時~24時。