愛知県赤十字血液センター(瀬戸市)は1月14日から、「はたちの献血キャンペーン」のPR活動として名鉄百貨店本店(名古屋市中村区名駅1)ヤング館前の巨大マネキン人形「ナナちゃん」にナース服を着せ、アピールを行っている。同キャンペーンは日本赤十字社が1月1日~2月28日、全国で展開しているもので、若い世代を中心に献血の普及、啓発を目的としている。
「献血をイメージする衣装でわかりやすいもの」(愛知県赤十字血液センター広報担当の大田さん)として決定したナース服の衣装は、赤十字マークを施したフリル付きのスカートと、赤十字マークの付いたナース帽。愛らしくおしゃれで、通行人の目を引いている。
「ナナちゃん」の近くには、名鉄百貨店本店・メンズ館、ヤング館や、専門学校が入るモード学園スパイラルタワーズがあることなどから、若者の通行量が多く、人の流れの中心となる名古屋駅付近で「ナナちゃん」を使ったPR策を企画したと大田さん。「若い世代に献血や赤十字をアピールするために、目に見える献血のPR活動としてピッタリ」(同)とも。
日本赤十字社は今回の「はたちの献血キャンペーン」のために、東北楽天 ゴールデンイーグルスの田中将大選手を広報キャラクターに起用。ポスターやイベントなどで全国に向け、PRを行う。
ナース服姿の「ナナちゃん」の展示は今月24日まで。