名駅前の大名古屋ビルヂング地下1階に10月22日、とんこつラーメン店「ラの壱 名駅店」(名古屋市中村区名駅3、TEL 052-571-0181)がオープンした。経営は愛知県を中心に飲食業を手掛けるメイフーズ(熱田区神宮3)で、名駅エリアへの出店は初。
「交通の要である名古屋駅という好立地な場所に以前から出店を考えていた」と事業部の辻さん。ラの壱7店舗目となる名駅店は、駐車場付きの単独店である他の6店舗とは異なりビルの地下1階に位置する。周辺がオフィス街であることから、仕事帰りに「チョイ飲み」できるよう他店舗にはない「おつまみ」などのサイドメニューを用意し利用客のニーズに応える。店舗面積は21坪。カウンター=8席、テーブル席=20席を設ける。
メニューは、「とんこつ もと味」(630円)と「とんこつ タンタン麺」(730円)。スープは釜を空けず連続してスープをとる香りとコクの強い「呼び出しスープ」に、13時間炊き込んだ「とんこつスープ」を混ぜ合わせたダブルスープを使用。「うま味とコクのあるスープに仕上げるも、飲み終わった後のさっぱりとした後味が特徴」と辻さん。
麺は「ラの壱 麺工房」で作った自家製麺。毎日の気温や湿度に合わせて水分や粉を調整する麺は細麺ストレート。歯応えのある食感が楽しめるよう、加水を抑えサクッとした食感を出しているという。
サイドメニューは、自家製「手作りギョーザ」(380円)、「自家製ちょぼ串カツ」(1本=90円)、「みそ煮おでん」(100円~)のほか一品料理も用意する。辻さん「おすすめ」の「とんこつ 塩もつ鍋(ラーメン付き)」(1人前980円)は、「ラーメンのとんこつスープと塩ダシをブレンドしたもつ鍋。野菜がたっぷり入ってボリュームもあり、この冬の一押しメニュー」という。
オープン後、「夜はチョイ飲みの利用客を想定していたが、腰を落ち着けて飲む人も多い」と辻さん。「現在、手ごろな値段でつまみになるようなメニューを考案中」とも。今後は「10店舗を目標に、皆さんに喜んでもらえる地域ナンバーワンのラーメン店を目指していきたい」と意気込みをみせる。
営業時間は、ランチ=11時~15時、夜=17時~22時30分。日曜定休(月曜が祝日の場合は日曜営業、月曜休み)。サイドメニューは夜のみ。