名鉄百貨店本店（名古屋市中村区名駅1）地下1階スイーツステーションの洋菓子店「ラトリア」で現在、野菜を使ったロールケーキを期間限定で販売している。

　「ラトリア」の代表商品は、しっとりとしたスポンジで3種類のチーズを使ったクリームを巻いたロールケーキ「クレモロール」（1,260円）。その「クレモロール」を直径約4センチの一口サイズした「プチクレモロール」は特に人気が高く、プレーンの「クレモ」「ミルク」「ショコラ」「名古屋コーチン」など全10種類のほか、季節商品にも展開する。

　今回、野菜を使ったプチクレモロール全5種類を販売。使用する野菜はすべてこだわりを持った国産品。北海道富良野産のスイートコーンをなめらかなトウモロコシムースに仕上げた「トウモロコシクリーム」（137円）、九州産のホウレンソウを使ったクリームと黒ゴマクリームの2層から成る「ほうれんそう黒ごま」（158円）、山芋の中でも最も粘りの強い岡山県産のつくね芋を使った「やまいもカスタード」（158円）、無農薬・自然栽培にこだわる石川ファーム（香川県）のトマトを使ったクリームの「トマトいちご」（179円）、同じく石川ファームのゴボウを使ったクリームの「ごぼうバナナ」（179円）はクリームの中に刻んだゴボウが入る。「一番人気」は、彩りもきれいな「トマトいちご」だという。

　「販売当初は反応が薄かった」と販売スタッフの寺尾さん。トウモロコシクリームの試食を行ったところ徐々に浸透し始めた。「思ったよりも男性にも人気がある。甘味が抑えめで男性には取っ掛かりやすいのでは」とも。

　野菜を使ったプチクレモロールの販売は来年1月中旬までを予定。営業時間は10時～20時。