名駅にみそラーメン店「力丸」-信州白みそで味に深み

店内の様子(中央はオーナーの荒木さん)

店内の様子(中央はオーナーの荒木さん)

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 名駅・ミッドランドスクエア近くに1月12日、ラーメン店「力丸」(名古屋市中村区名駅4、TEL 052-583-5211)がオープンした。同店は、東区にある塩ラーメン専門店「如水」(東区)が出した直営店。

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 オーナーは同店以外にも名古屋・三河などで4店舗のラーメン店を運営する荒木さん。ラーメンをこよなく愛す荒木さんは、オーナーになった今でも必ず毎日どこかの店の厨房で自ら腕を振るっているという。修行時代は「暇さえあれば、ラーメンを作ってみたり、食べに行ったり、本を呼んだり、四六時中ラーメンのことばかり考えていた」と振り返る。「本当にラーメンが好きなんだよね」。

 名駅への出店は、「昔、名駅のラーメン店で修行をしていて、店がお客さんでいっぱいだった。名駅はあこがれの場所」と思いを語る。店舗面積は25坪。カウンター=8席、テーブル席=14席を設ける店内は、「女性客が1人でも気軽に入れるよう」温かみのある木目を基調とし、照明におしゃれな豆電球を用いるなどスタイリッシュな空間とした。

 現在、塩、とんこつ、しょうゆラーメン専門店を展開していることから「力丸」は、みそをメーンにした。メーンメニューは「力丸みそラーメン」(730円)。とんこつと鶏ガラベースのスープは骨から炊き、丁寧にあくを取り除きながら8時間かけてじっくり仕上げる。みそは、「味に深みが出る」という信州白みそを使用。麺はスープに絡みやすい中太ちぢれ麺、チャーシュー、ネギ、メンマをのせる。トッピングで玉子、コーン、バターなども。

 オープンから半月。時間を問わす幅広い年齢増の来店客が訪れ予想を上回る順調な滑り出しをみせている。仕事帰りのビジネスマンが「ちょい飲み」をして帰ることも。荒木さんは「まだオープンしたばかり、様子を見ながらじっくりと育てていきたい」と話す。「夢はいろいろな地域、大きく言えば海外にも店を持ちたい。たくさんの人に自分の作ったラーメンを食べてほしいから」と目を輝かせる。

 営業時間は11時~翌1時。日曜・祝日は16時まで。

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