ジェイアール名古屋タカシマヤ(名古屋市中村区名駅1)は1月25日、同館での購入客を対象に昨年12月に実施した「バレンタイン意識調査」の結果を発表した。
同調査は今年で2回目。バレンタインを1年の中でも「重要な催し」と位置付け、できるだけ多くの買い物客の声を反映しようと昨年、アンケート調査を開始した。今回の回答者は女性1,904人、男性210人。
結果は、不景気ながらも「チョコを購入する」が全体の77.6%。チョコレートにかける1個あたりの平均予算は本命チョコ2,424円、義理チョコ1,091円となり、本命と義理では2倍以上の差がついた。自分チョコを購入する割合は回答者の36.9%、購入平均個数は1.3個、1個あたりの平均金額は1,962円で単価は本命チョコに続く高さになり、バレンタインデーを機に自分でもチョコを楽しむ人が多いことが伺える。
「会社の上司・同僚」といったイメージが強い「義理チョコ」をあげる対象の1位は「父親」で、ほかにも会社の男性以外に「兄弟・息子」などの回答も。義理チョコを贈る理由に「感謝」と回答した人が35%と、日ごろの感謝の気持ちを込めてチョコを贈る人が多く見受けられる。
1回目の調査は女性のみに行ったが、今回は男性も対象に。バレンタインの時期にチョコを購入するという男性が約13%、「女性にプレゼントを贈ったことがある」という男性は約26%に上った。チョコを購入する男性の約85%は「自分で食べるため」という結果に。男性も女性同様、自分でチョコを楽しむ傾向にあることがわかった。
「バレンタインのイメージを感じ一文字で表すと?」という問いには、男女とも「愛」が1位に。少数回答で「金」「汗」「困」など現実的な回答が多い女性に比べ、男性は「憧」「妻」「嬉」などロマンチックな回答が多く含まれ、感覚の差が出るユニークな結果となった。
今年はバレンタインデーが日曜日であることからチョコを作る予定があると答えた人が全体の21.4%、本命の彼にはチョコ以外にプレゼントを渡す女性が48.6%という結果を受け、同館は催事場に手作りキットのコーナーやギフト用の企画ショップを設けるなどバレンタイン商戦に反映させる。
同店では1月27日より、10階催事場で「開店10周年記念 タカシマヤバレンタインランド アムール・ド・ショコラ ~ショコラ大好き!~」を開催中。営業時間は10時~20時(最終日は17時まで)。2月14日まで。