公開中の映画「アリス・イン・ワンダーランド」展が5月7日、ジェイアール名古屋タカシマヤ(名古屋市中村区名駅1)3階のローズパティオで始まった。
映画で実際に使用された衣装、小道具など16点と、あらすじや登場人物を紹介したパネル35枚を展示するほか予告映像ほか出演者のコメントなど特別映像も上映。ジョニー・デップさんが演じる「マッドハッター」の衣装、かつら、帽子、剣や、茶渋まで表現されていることが分かるアリスが隠れた「ティーポット」、サビが表現された「ハートの形をした錠と鎖」など、細部までじっくりと見ることができる。そのほか、映画内で出てくる「用語辞典」やティム・バートン監督のコメントなども展示。写真撮影もできる。
同展はこれまで、日本テレビ(東京都港区)局内、渋谷パルコ(渋谷区)で開催されたもので、東京以外での開催は今回が初めて。日本での公開は今回が最後になるという。
会場では盛り上がるカップルや、シーンを確認しながら見て回る親子連れなど、思い思いに楽しんでいる。既に映画を見たという同店広報担当者は「展示物を見ながらシーンを思い出す。映画を見てきた足でそのまま同展をご覧に訪れる方もいる様子。詳しく世界を体感し、もう一度映画を見に行くのもいいのでは」。名駅エリアではミッドランドスクエアシネマなどで上映。
営業時間は10時~20時。入場無料。今月16日まで。