名古屋マリオットアソシアホテル（名駅1、TEL 052-584-1111）は5月28日、52階のフレンチレストラン「ミクニナゴヤ」で小中学生向けの「親子で学ぶテーブルマナー」を開催する。同企画は、グランシェフの三國清三さんがファストフードなどによる偏食で、味覚障害、栄養障害の子どもが増えている事を恐れ、各地で主に小学生を対象に行っている「食育教育」の一環として企画したもので、同店内で小中学生を対象に行うのは初の試みとなる。内容は、親子で同店シェフが調理したフランス料理のフルコース（前菜、スープ、魚・肉料理、デザートなど）を通じ、人間の基本の味覚、「甘味」「酸味」「塩味」「苦味」に「うま味」を加えた5味を体験することで、子どもの眠っている味覚を開花させ、合わせてテーブルマナー教育も行うというもの。講師は、同店スタッフの増沢将司さんが担当する。対象は、小学4年生～中学生で、保護者同伴での申し込みが必要。価格は、参加者１人につき1万円。名古屋マリオットアソシアホテルの担当者は、「『ミクニナゴヤ』では、通常小学生以下のお客様の入店はお断りしているので、今回の企画で子どもたちにも本格的なフランス料理と共に、店内の雰囲気も味わい、本物に触れる貴重な時間を体験して欲しい」と話している。開催時間は11時～13時で、定員は40～60名。問い合わせは同店まで。
名古屋マリオットアソシアホテル