アナログレコード専用のレコードプレーヤーの生産、販売を行うエルプ(埼玉県、TEL 048-883-8502)は6月10日、名駅3の安保ホール101号会議室で針不要のレコードプレーヤー「レーザー・ターンテーブル」を使用したアナログレコード視聴会を開催する。当日は、レコード針を使わずレーザー光線で音情報を読み取るアナログレコード専用プレーヤー「レーザー・ターンテーブル」による再生音を、実際に体験してもらうもので、名古屋での視聴会は約4年ぶりとなるという。同社は、FINAL社(本社:米国)が開発した「レーザー・ターンテーブル」の全権利を1989年に取得し、開発、生産、販売を行っている。同品は、レコード針を使用せずレーザー光線で音情報を読み取るため、レコード盤の音溝に刻まれた全ての情報を再生でき、レコード自体も傷つけずに再生出来るのが特徴で、原音に近い音質で何年でも再生できるという。また参加者は、持参したお気に入りのレコードを再生し、音質を体験できる。使用する製品は、LT-1LRC(105万円~)、LT-1XRC(133万円~)、LT-1XRC(143万円~)の3機種で、視聴会での注文も受け付ける。エルプの深野さんは「アナログレコードの中にはとても貴重なものもあるので、レコード盤を傷つけずに再生できるのが一番の利点。音楽とアナログレコードファンの方に、同製品の音質を確かめてもらい、大切なレコードの音を楽しんで欲しい」と話している。開催時間は、第1部が10時~12時、第2部が13時~15時で、各回とも定員約20名。参加希望者は、事前の申し込みが必要。参加無料。問い合わせは同社まで。
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