名古屋鉄道、名古屋市交通局などが参加するトランパスIC協議会は11月11日、ICカード乗車券「manaca(マナカ)」のサービスを2011年2月11日より開始すると発表した。
マナカは乗車券と電子マネーが1枚になったカード。切符を購入することなく、改札機やバス料金箱にタッチすることで乗車区間の運賃を自動で精算できる仕組みで、事前に入金することで何度でも利用できる。定期券としても同じカードで繰り返し利用可能で定期券区間を乗り越しても改札機で自動精算される。
電子マネーとしてはサークルK、サンクス、地下鉄・名古屋鉄道駅構内店舗や自動販売機などでも利用できるほか、乗車すると1枚のカードにマイレージポイントを付与する。貯まったマイレージポイントはマナカが利用できる市バス・地下鉄、あおなみ線、ゆとりーとライン、名鉄電車、名鉄バス、豊橋鉄道で使うことができる。
名古屋市交通局(市バス・地下鉄)、名古屋臨海高速鉄道、名古屋ガイドウェイバス、名古屋鉄道、名鉄バス、豊橋鉄道の6事業者共通で利用できるマナカ。JR東海の「トイカ」、JR東日本の「スイカ」との相互利用サービスも2012年度から予定する。
マナカはサービス開始日の営業開始時から発売。交通乗車券として始発から利用できるほか、電子マネーは開始日以降順次利用できるようにしていく。