名駅広小路通り沿いに2月2日、ラーメン店「麺や 弐六(にろく)」(名古屋市中村区名駅南1、TEL 052-551-0096)がオープンした。
店舗面積は約15坪。席数はカウンター8席、テーブル席26席を設ける。「お客さまと少しでも多く接することができるように」と食券機は置かず、テーブル注文で対応する。
スープは魚介系豚骨ベース。5種類の野菜とコラーゲンたっぷりの豚足を加え毎日8時間かけてじっくり煮込む。「豚骨ベースだが、しつこすぎないよう仕上げている」と安田店長。麺は中太のちぢれ麺を使い、塩・みそ・しょうゆ(各690円)の3種類を用意する。具はモヤシ、メンマ、ネギ、チャーシュー。そのほか、魚粉・黒コショウ・竹炭で仕上げ黒いスープが目を引く「竹炭純黒麺」(780円)、素揚げした甘エビ3匹をのせた「海老塩麺」「海老味噌麺」(以上780円)なども。
同店の特徴は「インパクトが出せれば」と取り入れた「チャーシューのグラム売り」。約4キロの豚バラ肉の塊をじっくり煮込んだ後、一晩寝かせて提供する。「柔らかく仕上げているので厚みを増せば満足度もアップ。注文時には指で『このくらいでいくら』などの交渉も楽しめるのでは」。「厚」(約60グラム、100円追加)から「特厚」(150円追加)、「激厚」(200円追加)、「超激厚」(時価)の4パターンを用意する。
ご飯やおかずを付けられるセットメニューも用意し、「食事ができるラーメン屋」としての利用を見込む同店。オープン後、オフィス街が近いことからビジネスマンのランチ需要が多いという。「ラーメンは一日にして成らず。試行錯誤し、さらにおいしいラーメンを提供できれば」と安田さん。「今後は季節のメニューなども取り入れていきたい」と意気込みをみせる。
営業時間は11時30分~15時、17時~(スープがなくなり次第終了)。