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名鉄百貨店本店がリニューアル-ヤング館閉館に伴い人気ブランド移設

本館4階・婦人服ヤングゾーン「MAISON de NaNa」(仮称)のイメージ

本館4階・婦人服ヤングゾーン「MAISON de NaNa」(仮称)のイメージ

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 名鉄百貨店本店(名古屋市中村区名駅1)は3月31日のヤング館閉館に伴い、4月1日にリニューアルオープンする。

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 ヤング館閉館により、本館・メンズ館の2館体制となる同館。リニューアルでは、20~30代を中心とするヤング館世代が引き続き利用できるよう、「ヤング館の人気ブランドの移設」、ライフスタイル・ライフシーンに合った「婦人服のゾーニング」、婦人物を中心とした「見やすく買いやすい売り場の配置」にポイントを置く。ヤング館71ブランドのうち、24ブランドを移設し、現在本館3~5階の18ブランドを廃止する。

 本館3・4・5階婦人服のゾーニングは、ブランドありきではなく「ライフスタイル・ライフシーン」に合った形に再編集し比較購買できる統一環境にする。本館3階は既存の婦人靴とともにハンドバッグ、靴など婦人皮革雑貨をワンフロアに集積し「買い回り性向上」を図るほか、現ヤング館2階の「フリースショップ」「ヒステリックグラマー」などキャラクターブランドを再構成し、「婦人服の中で最も感度の高いエリア」にするという。

 本館4階・婦人服キャリアゾーンは、生活シーンに合わせエレガンスとカジュアルのゾーンを形成。特にカジュアルゾーンはナチュラルスタイルとコンテンポラリートラッドの婦人服を集積して展開、服だけではなく服飾雑貨から生活雑貨までナチュラルなライフスタイルに合わせた商品をトータルに提案する。「アニエス・ベー」「ココフク」などの新ブランドも登場。

 同階・婦人服ヤングゾーンは、ヤング館の人気ブランドを中心に「世界観を持ったワンデザインのゾーン」として展開する。「シップス」「カリアング」「ビッキー」「マリークヮント」など14ブランドをヤング館から移設。売り場を20代女子の「私の家」として表現し、生活シーンにおける関心事や、「かっこいい」「かわいい」など、なりたい願望に合わせた空間(部屋)づくりを行う。

 本館5階はミッシーミセスの婦人服売り場に。現在4階で展開しているブランドを移設し大きいサイズの婦人服は区画変更を行い、フロア全体の感度アップを図るとともに「見やすく買いやすい」フロアに。婦人フォーマルウエアは7階から5階に移設、特にカラーフォーマルウエアを強化し、幅広い年代に対応した品ぞろえとする。

 そのほか、本館7階・マチュアプラザでは、現在本店4・5階で展開している婦人服のブランドを移設してテイストの幅を広げ、ヤング館で人気のあった「無印良品」「ナチュラルキッチン」はメンズ館5・6階に移設する。

 対象フロアは本館3階~5階、7階の一部、メンズ館5階・6階の一部で、リニューアル面積は約6,000平方メートル。投資総額は約10億円。初年度の売り上げは約140億円を見込む。

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