食べる

ドンク名古屋近鉄店に学生とのコラボパン-「夏向け」「和素材」テーマに

手がけたコラボパンを手にした名古屋ユマニテク歯科製菓専門学校製菓製パン本科の学生

手がけたコラボパンを手にした名古屋ユマニテク歯科製菓専門学校製菓製パン本科の学生

  • 0

  •  

 近鉄パッセ(名古屋市中村区名駅1)地下1階のベーカリーショップ「ドンク名古屋近鉄店」で6月3日、名古屋ユマニテク歯科製菓専門学校(名駅2)の学生と同店がコラボしたパンの販売が始まった。

[広告]

 同企画は、近鉄パッセが昨年から始めた「学生応援プロジェクト」の一環。同校のマーケティング授業として、客層や単価、嗜好(しこう)など実施調査やアンケートを行い、商品の提案、製造、販売を担う。

 2回目となる今回は、同校の製菓製パン本科2年生が参加。「パンが売れにくい夏に、さっぱり食べられる夏向きの商品」「和の素材を使う」をテーマに、それぞれ取り組んだ。「和の素材を使う」パンについては「和菓子と洋菓子とパンも勉強することから、その特徴を生かしたかった。愛知県は和菓子消費量が多いことから、ヒット商品が作れればとチャレンジした」と同校副校長補佐の岩倉さん。4つの生地を用意し、合計18種類のパンをドンクにプレゼンテーションした。結果、キャラメルを折り込んだ生地、軽めの菓子パン生地、米粉を使った生地の3種類が採用された。

 販売するパンは4種類。「冷やして食べるのもおすす」という、レモンとクリームチーズを使い輪切りレモンを飾った「さわやかレモンパイ」(210円)、キャラメルを巻いた生地を使った「キャラメルロール」(189円)のほか、米粉を使った生地のパン2種類を用意。ジャガイモ、ブロッコリー、ベーコンなどの具材を載せた「じゃがベーコン」(252円)、あんとクリームチーズを包み仕上げにきな粉を振りかけた「おはぎぱん」(189円)。

 学生らは「前回は凝りすぎて採用されなかった商品もあったことから、ストレートに素材や季節感をアピールする商品を提案した。暑くなり始める6月はパンが売れにくいので、夏向き商品としてヒットしてほしい。和の素材を使った自分たちにしか作れない商品を食べてほしい」と意気込む。

 営業時間は7時30分~20時30分。販売は11時~売り切れまで。今月14日まで。

名駅経済新聞VOTE

名古屋城と言えば?

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース