浜乙女(名古屋市中村区名駅4)が5月から、公式サイトで同社のキャラクター「でえたらぼっち」が街へ出掛け東海の魅力を紹介するコーナー「でえたらぼっち ぶらり散歩」を始めた。
今年で創業60周年を迎えた同社。主にのりやふりかけ、ゴマ、パン粉などを製造販売しているが、最近では地元企業とコラボし名古屋土産の商品化にも力を入れている。
「歴史があり、独自の食文化ありと見どころが多い魅力的な名古屋の街をもっと大勢の人に知ってもらい、地元名古屋を応援していきたい」という思いから企画した同コーナー。でえたらぼっちが東海地区のおすすめスポットや観光地を巡り、「ぶらり散歩」というかたちで地元の魅力を伝えていく。
大きな鼻とたれたまゆげ、赤いほっぺがチャームポイントの「でえたらぼっち」は1987(昭和62)年、CMキャラクターとして初登場。以来、CMをはじめ、パッケージに登場するなど同社のイメージキャラクターとして活躍している。好きな食べ物は「のり」。お気に入りは「真っ赤なふんどし」という設定だ。
1回目の「ぶらり散歩」は、名古屋のシンボル「名古屋城」。「天守閣」「清正石」「乃木倉庫」、名古屋にある唯一の天然記念物「かやの木」などを写真とコメントで紹介する。散歩の途中で出会った名古屋市のマスコットキャラクター「はち丸」とも意気投合。「日本をもっと!名古屋をもっと!元気にしていこう!」と誓い合った。観光客とともに長い列に並び写真を撮ったという実物大の金シャチにまたがる姿も。
月1回のペースで更新していく同コーナー。「今後は、(当社商品の)コラボ先の企業など、いろいろなところに出掛けて行きたい」と広報担当者。「『でえたらぼっちに来てほしい』というところがあれば、ぜひ声を掛けていただければ」とアピールする。
まだ始まったばかりの「ぶらり散歩」だが、意気込みについて尋ねると、「がんばるぞ!」と得意の「どや顔」を見せ、気合を入れた。
6月の「ぶらり散歩」は東山動物園。