6月18日、サッカーのワールドカップ(W杯)ドイツ大会日本対クロアチア戦が行われ、名駅の飲食店でもサッカー観戦企画が開催された。
和食料理店「樞(くるる)名駅店」(名駅4、052-541-7772)では、日本戦が行われる日のみ一人4,000円(チケット5枚付き)でサッカー観戦用に大型の個室1室を提供し、100インチのスクリーンで約70人が観戦した。会場に来ていた20代の男性会社員6人組は「今日は稲本のゴールで勝利!」と宣言し、ユニフォームの後ろに自分の名前をプリントし「今日は12人目のジーコジャパンになったつもりで応援に来た」という男女2人組も。
君が代の大合唱の後、一斉に「日本コール」が始まる。前半21分、宮本選手のイエローカードでクロアチアのフリーキックとなったが、川口選手のナイスセーブに会場から大歓声が上がり「能活」コールの後乾杯が行われた。その後、中村選手のフリーキック、三都主選手のロングシュートなどいずれも得点にはつながらず前半戦終了。名古屋市内から来た女性は「見ていて息苦しくなるくらいハラハラする。」と話していた。
後半戦に稲本選手が出場すると、男性サポーターから大歓声が。積極的に攻める姿に「稲本」コールが続いた。後半5分の得点チャンスに柳沢選手がシュートを外し、落胆するサポーターら。その後も中田選手や稲本選手が積極的に攻めるが得点できず、後半39分大黒選手の出場に期待が高まるもそのまま両者得点がないまま引き分けで終了。
名駅で自営業を営む男性は「今日の試合は不完全燃焼。」と話し、会社員の男性は「1点取られてもいいから攻めて欲しかった。でも、予想以上に日本は強いと思ったので、ブラジル戦に期待している。」と話していた。同店営業時間は17時~翌1時までのため、23日ブラジル戦の放送は行わないという。