名古屋市交通局(名古屋市中区三の丸3)は現在、地下鉄東山線で車両内外にクリスマス装飾を施した「クリスマス列車」を運行している。
同企画は名城線で昨年初めて行ったもの。今年は東山線1編成で展開し、1日の運行本数は平均15本。運行ダイヤは同局のホームページで掲載している。
車両外側には、サンタクロースやクリスマスのモチーフのポスターを掲出する。車内には、楽しそうにプレゼントやクリスマスケーキを買っている人々、レストランや家でクリスマスディナー、パーティーを楽しんでいるシーンなどのクリスマスを表現したイラストのポスターを掲出。窓には雪の結晶や、ソリに乗ったサンタクロースのシールで装飾するほか、つり革に赤や緑のクリスマスカラーのリボンを飾り付け。車内の次駅案内放送の前には、「ジングルベル」、「We Wish You A Merry Christmas」の音楽を流す。車内放送駅は、下り(藤が丘方面行き)=亀島、伏見、新栄町、星ヶ丘、上り(高畑方面行き) =東山公園、今池、新栄町、栄、名古屋。
「昨年は、車内装飾を見たり、クリスマスソングを耳にしたりして、喜んでいる親子連れを見かけた。実施中に行ったネット・アンケートでは、喜んでいただいている結果を得た」と同企画担当者。「本数が限られているので、乗車できたらラッキー」とも。
そのほか、市バス、地下鉄の駅や、名古屋テレビ塔、ナディアパーク、ランの館など商業施設をポイントに定めた「クリスマススタンプラリー」も開催。地下鉄10カ所、市バスターミナル2カ所には、それぞれ工夫を凝らしたクリスマスツリーが登場している。
クリスマス列車運行、ツリー展示、スタンプラリー開催は、いずれも今月25日まで。