2012年2月3日で閉館する「ゴールド・シルバー劇場」(名古屋市中村区太閤1)が12月16日、謝恩イベントの内容と日程を発表した。
同館は単館系の作品を上映する映画館として、開業以来28年にわたり運営してきたが、都市計画道路事業で道路拡張工事が行われることにより閉館が決定した。運営はスターキャット・ケーブルネットワーク(中区錦1)。
謝恩イベントは5つの企画を用意。「さよなら興行」(1月28日~2月3日)では、ゴールド劇場で1,000円均一(シネクラブ会員は500円)で映画を上映。上映作品は1月14日に発表する。「シネクラブ会員が選ぶ最後の1本」では12月23日~1月9日、同社直営館で「最後に見たい1本」を募集。選ばれた作品は1月14日に発表する。「28年間の感謝を込めて…2800円共通券販売」は、4枚つづりで12月23日から直営館窓口で販売。1月28日~2月3日まで直営全館で使用できる。「ゴールド・シルバー劇場 回顧展」(1月1日~2月3日)は、劇場ロビーで28年間のヒット作品のポスターを掲示。上映時の記録や、その時々の世相を紹介する。劇場ロビーに「さよなら!ゴールド・シルバー劇場 メッセージパネル」(1月1日~2月3日)を設置し、来館者に28年間の思い出やメッセージを書き込んでもらう。
同社映画事業部の丹羽修三さんは「28年間の感謝を込めて用意した催し。ご愛顧いただいた皆さんと共にゴールド・シルバー劇場の歴史に幕を閉じることができれば」と話す。