クッキングヒーターの卸販売やオール電化住宅用床暖房の施工などを手がけるダイエー商事(丸の内3、TEL 052-972-7661)は6月15日より、業務用・家庭用岩盤浴ベッドの販売を開始した。
同品は、同社代表取締役の前田さんが企画・開発したオリジナル商品で昨秋から開発を始め販売が実現したもの。パイン材やダークオーク化粧合板を使用した寝台に岩盤を設置した温度コントローラー付きのベッドタイプで、家庭で簡単に組み立てる事ができ、岩盤を取り外し畳などを取り付ければ通常のベッドとしても使用できるのが特徴。
岩盤の種類は、遠赤外線放射率が高い「天寿石」と、遠赤・水質浄化等にも効果的な「麦飯石山桜」の2種類。使用時の岩盤表面温度は40度~43度で、1日4時間連続使用で1カ月の電気代は600円程度だという。
同社代表取締役の前田さんは、特に苦労した点について「岩盤の重量と人間の体重に耐えられるベッドの大きさと比重のバランスを決めるのが難しかったのと、熱源を独自に開発するのが大変だった」と話し、「今大人気の岩盤浴だが、予約が取れない店も多いと聞く。もっと簡単に楽しめる方法はないかと思い開発した。家庭で好きな時に使って、ストレス解消などに役立ててほしい」と話している。
価格は「天寿石」=63万円、「麦飯石山桜」=57万7,500円で別途送料が必要。断熱シート入りの保温カバーが付属する。販売は同社のみで行い、注文は電話などで受け付ける。