チョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ」が2月1日、名鉄百貨店本店(名古屋市中村区名駅1)本館7階催場で始まった。
1995年から毎年パリで開催されるショコラの祭典「サロン・デュ・ショコラ」にちなんで開催する同企画。伊勢丹(東京都新宿区)が2003年に日本での開催を始めてから10回目を迎える今年。「10thアニバーサリー&10desires(10の願い)」をテーマに据える。
名鉄百貨店本店での開催は今回が7回目で、9カ国114ブランドが並ぶ。「海外ブランドのチョコレートを充実させた」(広報担当者)といい、48ブランドをラインアップ。第1弾(2月1 日~7日)では、他店には取り扱いのない海外ブランドが登場。第2弾(8 日~14日)は海外ブランドに加え、国内ブランドやリーズナブルな商品も取りそろえる。会場では、名古屋文理大学短期大学部製菓専攻の学生らが手掛けたチョコレートでできた同店シンボルのマネキン人形「ナナちゃん」も登場し、来場客を出迎える。
同店限定出店は13ブランド。見た目もルージュそっくりな「ルージュアレーブル」(セバスチャン・ブイエ、1本=945円)、チョコレートを専用の削り器で削って食べる「カルーセル」(ジャン=シャルル・ロシュー、削り器付き6,300円)、カラフルなドーナツ状のようなチョコレート「ドーナツ・ギモーヴ」(セバスチャン・ブロカール、840円)など。「少ない数しかない限定商品も多い」という。
「サロン・デュ・ショコラ」10回目を記念し、バースデーケーキをモチーフにした2段組のボックスに、14人のショコラティエが手掛けたチョコレートが一つずつ入った「セレクション・10ANS」(6,300円)、東日本大震災の被災地の復興への願いを込めて6人のショコラティエが参加した「チャリティ・ボックス」(2,415円)は収益金の全額を、日本赤十字社を通して寄付する。
そのほか、名古屋を中心とした洋菓子店など、地元7ブランドを集めたコーナーも用意。食べるバラの専門店「玖島ローズ」(中村区)や、名古屋ではまだ珍しいチョコレート専門店「チョコレート カフェ クオレ」(中川区)では、チョコレートを使ったドリンクを提供するイートインメニューも提供する。
期間中5日まで、会場の一角でトップショコラティエ、パティエらが来場する「毎年人気」のセミナーも開催。先着15人で、参加には整理券(開催時間1時間前に配布)が必要。
営業時間は10時~20時(最終日は18時まで)。今月14日まで。