東急ハンズ名古屋店(名古屋市中村区名駅1)10階で現在、航空関連グッズを集めた「東急ハンズの航空祭」が開かれている。
開催は3回目。航空物を趣味とするフロア担当の市岡さんが企画し、プロデュースする人気企画だ。「初日から非常に好評」と市岡さん。売り場には、航空パッチ、フライトヘルメット、エアライングッズなど1000アイテムを並べる。
メーンとなる航空パッチは、過去最大の832種類を集めた。「新しいもの、珍しいものも取りそろえた。この企画に来てくれる方はありきたりのものでは満足してくれないので…(笑)」。今年は東北復興支援のパッチも登場。自衛隊各部隊や自衛隊専門学校などのもので、「がんばろう日本」「がんばろう東北」「絆」などのメッセージが刺しゅうされている。そのほか、テスト段階でまだ実用化されていない航空自衛隊武装機が行った耐寒テストをモチーフにしたパッチなどユニークなものも。「パッチは絵柄の楽しさ。アメリカのものだとジョークが効いたものもある」とも。
燃えない素材といわれる「アラミド繊維」を使った「米軍フライトジャケット」も販売。米軍が使用していたユーズド(2万7,000円)と新品(3万8,000円)のほか、ナイロン素材のレプリカ(2万7,300円)を用意。基地内にある自衛隊員用の売店のみで販売しているというジーンズも100本限定で販売。消防服、ヨットのセールクロスなどに使われる強い繊維を使った丈夫なジーンズで価格は1万2,800円。
そのほか、キャノピー(航空機の操縦席の覆い)と同じ素材(硬質アクリル)に、戦闘機や部隊マークを細かく彫刻したストラップ(500円)や、キーチェーン(1,000円)、B76ビジネスクラスシート(20万円)、B747ドアハンドル(2万円)なども扱う。
営業時間は10時~20時。3月29日まで。