ノリタケの森（名古屋市西区則武新町3）は現在、煙突広場にこいのぼり約50匹が泳ぐ「森のこいのぼり」を展開している。

　同企画は、2003年に地域貢献の一環として、広場内に立ち並ぶ高さ8メートルの6本の煙突モニュメントの間にこいのぼりを展示したのが始まり。2004年からは西区内の小学校、幼稚園に呼び掛け、児童が描いたオリジナルのこいのぼりも飾るようになった。「友達」と大きく書かれたものや野球ボールが描かれたものなど、どれも色彩豊かで、「毎年、お孫さんの描いたこいのぼりの展示を楽しみにしていらっしゃる方も」と担当の中井さん。

　10回目を迎えた今年は、大型連休中の来場者に向けた参加型イベント「こいのぼりに絵を描こう」を同施設内のスクエアカフェ前で開催。約5メートルの真っ白なこいのぼりに、その場で絵を描く。対象は小学生以下で参加無料。開催日は28日～30日。完成したこいのぼりは5月6日まで展示する。

　クラフトセンターでは期間中、こいのぼりの下絵が入った皿の絵付け体験も行う（有料）。「ゴールデンウイーク中にはこいのぼりのほかにも、音楽演奏や大道芸などイベントが盛りだくさん。ぜひ遊びに来てほしい」とも。

　開園時間は9時～19時。園内施設は10時～17時（ショップは18時まで）。入場無料。5月6日まで。