名駅エリア那古野交差点近くに「名古屋かばん修理工房」（名古屋市西区那古野2、TEL 090-7678-4980）がオープンして2カ月が過ぎた。オープンは6月。

　同店は、3月にオープンした「名古屋時計修理工房」の姉妹店。かばん、財布をはじめとする革製品を主に取り扱い、海外ブランドの「グッチ」「ルイ・ヴィトン」「プラダ」「クロエ」、国産ブランドやノーブランドの製品など幅広く対応している。ファスナーや持ち手の交換・修理、表面のクリーニングのほか、汚れを防ぐ革のコーティング加工も行っている。

　かばんのリフォームにも対応。「革製品は時間がたてば変質してしまい新品の状態に戻すことは難しいので、お客さまに納得していただける範囲内で、かばんのパーツや革の色を変える提案を行っている。材質と構成によっては、黒色の革を真っ赤にすることも可能」と同店店長。

　修理などは見積もり確定後、正式に受け付ける。「ジッパーやハンドルの取り替え依頼が多い」といい、費用は5,000円～1万5,000円。職人は常駐せず、引き渡しまで2～3週間かかる。

　現在は1日5件前後の問い合わせがあり、7～8割は女性客だという。「何度かメールでのやり取りをして、かばんの状態や要望を確認することで、お客さまとの信頼関係を大切にしている」と同店長。「冬場が忙しい傾向にあり、修理に時間がかかるかもしれないので、早めの依頼やクリーニングがおすすめ」とも。

　営業時間は10時～19時。