名鉄百貨店セブン館(中村区名駅1)前で7月11日、交通安全を呼びかける「夏の交通安全県民運動 Hot・ほっとキャンペーン」の一環でタレントの小林恵美さんらが出席し、街頭で交通安全を呼びかけた。
同キャンペーンは、名古屋中村ライオンズクラブ(中区錦3)が主催し、中村警察署(中村区椿町17)と中村区役所(中村区竹橋町36)の共催で行うもので、今回が25回目。7月11日から20日まで県下で一斉に行われている「夏の交通安全県民運動」の一環で、「若者の暴走をなくそう」「飲酒運転を追放しよう」「子どもと高齢者を交通事故から守ろう」をテーマに、県民に交通安全を呼びかけていくという。
キャンペーン開会式には、バラエティ番組やCMなどで活躍しているタレントの小林恵美さんが一日警察署長として参加したほか、名古屋市立森田保育園(中村区森田町1)から25人の園児が警察官の制服を着用し、「ちびっ子警察官」として参加した。
同式で主催者の名古屋中村ライオンズクラブ会長の入山さんは、「交通事故が減らないのは、各自の心のゆとりと思いやりが少ないからでは。一人ひとりが事故に巻き込まれないよう気をつけたい」と呼びかけた。また、同署橋口署長が、「ちびっ子警察官のみんな、おはよう!」と元気よく呼びかけると、園児が敬礼をして挨拶に答えるなどの場面もあり、その後「愛知県の事故情勢は非常に厳しい。1件でも事故が減るように活動を強化していきたい」と語った。
当日朝、中村署を訪れ同署橋口署長から「一日警察署長」の交付状を受け取った後キャンペーンに参加した小林さんは、「事故は、自分がいつ当事者になるかわからないので気をつけたい。ドライバーも歩行者も安心して生活できるような街にしていきたい」と話し、式終了後は小林さんや園児らが街頭に立ち、通行人に「シートベルトで安心ドライブ」のメッセージが入ったうちわなどを配布し、交通安全を呼びかけた。