ポータルサイトの開発運営などを手がけるエコアクションニュース(中村区那古野1)は7月31日、地球環境問題などをテーマにしたフリーペーパー「愛・地球市民通信」の第2号を発行する。
同紙は、昨年愛知万博開催期間中にインターネットで万博情報を配信していたサイト「愛・地球市民放送局」に同社社長の佐藤さんが市民記者として参加していた経緯などから、その経験を生かし、昨年10月から万博閉幕後も地球環境問題や万博関連イベントなどを紹介するサイト「愛・地球市民通信」を立ち上げた。同サイト開始当初からフリーペーパーでの展開も視野に入れていたため、今年6月に創刊号を発行し、特集号を経て第2号の発行が実現した。
内容は、万博閉幕後の環境問題に関わるニュースを中心にエコ活動に取り組んでいる人へのインタビューや店舗の紹介と、中村区那古野周辺で活躍する人ら地元のニュースなどで構成されている。特集号では、7月15日に愛知郡長久手町の万博会場跡地にオープンした「愛・地球博記念公園(モリコロパーク)」を特集し、第2号では9月16日から名古屋市内各地で行われる「愛・地球博閉幕1周年記念事業」などの記事を掲載している。
また、同社は7月30日まで開催している「円頓寺七夕祭り」にブースを出店し「モリゾー&キッコロ」グッズや「もったいない」グッズなどを販売、同社社長の佐藤さんは、「今後も愛知万博の理念を継承・発展させていくためインターネット、フリーペーパー、ラジオなどあらゆる媒体を活用し、また万博関連ブース出店などで積極的に地球環境問題をアピールしていきたい」と話している。
発行部数は、創刊号が1万部、第2号が3万部。第3号の発行時期は未定だが、今後10万部の発行を目指すという。同誌は、エコマネーセンター(中区金山1、アスナル金山1階)や「愛・地球博記念公園(モリコロパーク)」などで配布している。