名鉄百貨店本店(名古屋市中村区名駅1)で6月18日、「七夕フェア」が始まった。
今回で3回目を迎える同企画。 本館・地下1階の「スイーツステーション」では現在、各店が販売する期間限定のオリジナルスイーツが人気を集めている。同フロアでは全30店が約35アイテムを販売。和洋菓子シニアマネジャーの谷さんは「さわやかで涼しげな商品が並ぶ。7月に入ると本格的に店頭に並び始める」と話す。
洋菓子店「ティフィン」は、レモン、クランベリー、キウイの3種類のジュレに、星形に型抜いたパインなどのフルーツを浮かべた「スターダスト」(357円)、名古屋の老舗和菓子店「美濃忠」は、天の川をイメージした羊かん「星合(ほしあい)」(972円)を販売。「涼しげな短冊や星の形を浮かべた錦玉(きんぎょく)製の羊かん」と同店スタッフ。老舗和菓子店「とらやういろ」の「七夕ういろ」(521円)は、「星いっぱいの夜空」をイメージ。黒糖のういろに細かく刻んだクリをちりばめ、星形に型抜いたピンク色のういろを並べた。
今年は、利用客が6月15日までに募集したデザイン画をもとにしたオリジナルスイーツも登場。現在、「ティフィン」のパティシエがデザイン画をブラッシュアップしているという同スイーツは、7月2日から販売する。
「スイーツステーション」入り口、本館1階アクセサリー売り場、同8階ベビー・子ども服用品売り場には、ササ飾りを設置。期間中、対象商品購入者に、同店のシンボル「ナナちゃん」がデザインされた短冊を進呈し、願いを書いてササ飾りに結びつけることができる。短冊は北区の「多奈波太(たなばた)神社」で祈祷(きとう)する。
昨年は、イベント開催後、短冊を結びつけた人たちから「願い事が本当にかなった」という声が店舗に多数寄せられた。「短冊に願いを託したスタッフも、実際に願いがかなった」と同店広報の尾﨑さん。そのため、七夕が近づくころにはたくさんの短冊でササが曲がってしまうという。
営業時間は、10時~20時(6月27日=9時~20時30分、28日=10時~20時30分)。7月7日まで。