海外・国内リゾート挙式のプロデュースなどを手がけるワタベウェディング(本社=京都府京都市)は8月16日、総合ウエディングショップ「ワタベウェディング名古屋グランドプラザ」(中区錦1、TEL 052-218-4111)をリニューアルオープンした。
同店リニューアルは2000年1月のオープン以来、初。同社は、「慣習にとらわれす個性的な婚礼セレモニーを望むカップルが増え現代の婚礼スタイルが個性化・多様化していること」「中部国際空港セントレアのオープンで東海エリアの海外・国内リゾート挙式の需要が増加していること」などの理由から、来店客への対応を強化するためリニューアルを決めた。
延床面積は170坪で、リニューアルでは面積は変更せず通路幅や配置を変更したほか、挙式相談、衣装選び、写真撮影などの各スペースを1フロアで展開し、商品サービスの一貫性と機能性向上を図る。
デザインコンセプトは「スタイリッシュでプライベート性の高い空間づくり」。内装は、同店の中心顧客層となる20代~30代のカップルのイメージに合わせオフホワイト、ダークブラウン、ビターオレンジなど温かみのある色を採用した。店内には、相談カウンターや衣装試着室を増やし、プライベート性を重視した空間づくりにこだわったという。店内の「写真スタジオ」にはデジタルシステムを新規導入し、挙式アルバム提供のスピードアップを実現するなど、新機能を活用した商品を提案し同社ブランドのイメージ強化を図るという。
初年度は約10億円、来年度は約12億3,000万円の売り上げを見込んでいる。