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「マ・クベの壺」、二次受注始まる-ノリタケとバンダイがコラボ制作

ノリタケカンパニーリミテドとバンダイがコラボ制作した「マ・クベの壺」

ノリタケカンパニーリミテドとバンダイがコラボ制作した「マ・クベの壺」

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 ノリタケカンパニーリミテド(名古屋市西区則武新町3)とバンダイ(東京都台東区)がコラボ制作した「マ・クベの壺(つぼ)」が8月26日、二次受注を始めた。

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 「マ・クベの壺」は、今年8月22日に予約販売した所、即日完売し話題を集めた白磁製の壺。アニメ「機動戦士ガンダム」の劇中に登場し、「あれは、いいものだ」のせりふなどで知られる。同商品の大きさは、幅約15センチ、高さ30センチ、奥行き14センチ。ノリタケ製ボーンチャイナでオリジナルデザインを再現している。

 販売元であるバンダイの担当者によると、完売後に再販の問合せや要望が多数あったため、内部検討の結果、8月26日13時から二次受注を開始したという。

同商品開発のきっかけは2年ほど前、バンダイの社内アイデア会議が始まりという。「ガンダムでもっとも印象的なアイテムは?という話が上がり、それが『マ・クベの壺』だった」とバンダイの担当者。

 「販売するなら最も有名な陶磁器メーカーとコラボしたい」という思いのもと、ノリタケカンパニーリミテドに飛び込みのアポイントをとった。「突然のご相談にもノリタケさんは快くお話を聞いてくださった」と振り返る。

 商品開発に当たったノリタケでは、社内のガンダムファンスタッフの意見を基に壺の龍(りゅう)の差し口のデザインのアドバイスをもらうなど試行錯誤の末、原型が完成。「発売前日まで両社とも、ユーザーにこの商品の面白さをどこまで分かってもらえるかと多少不安があったが、杞憂(きゆう)に終わった」とノリタケの担当者。

 できあがった試作品は、ガンダムの版元にも好評を得て、8月23日・24日に幕張メッセで開かれたホビーイベント「キャラホビ2014」に合わせ発売を発表。その後、ネットでも話題となり、一次受注品は即完売した。「両社の『遊び心』がユーザーに理解していただけたのが、開発として特にうれしかった」と笑顔を見せる。

 価格は、4万1,040円(送料・手数料別途)。現在、プレミアムバンダイホームページで予約を受け付けている。商品は準備数量(非公開)に達し次第販売終了。発送は来年4月予定。

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