内職作業のFC展開を手がけるエフ・ブイ・エスコーポレーション(春日井市下原町2233)は9月1日、新会社「内職市場」(TEL 052-955-2630)の事務所を中区丸の内3に移転した。
同社は、1992年から内職作業のアウトソーシング事業を開始し、2004年から「内職市場」のブランドで事業展開を図り、春日井市を中心に全国で32店舗を運営している。内職スタッフは主に20代~30代の主婦で、女性が活躍する場を積極的に提供してきたが、全国から女性の作業希望者が増えていることを背景に、FC事業部門拡大のため同社が所有していた「内職市場」の営業権を譲渡し今年8月に新会社「内職市場」を設立した。資本金は5,000万円。
FC事業部の事務所を名古屋市に移転した理由について内職市場の道田本部長は、「今までは物流ルート確保が最優先だったため郊外での営業が中心だったが、FC事業の全国展開には、顧客の信頼度向上も含めて名古屋の中心地に事務所を開設する必要があると判断した」と話していて、新会社では『ノウハウの構築』『ブランドイメージの強化』『加盟店舗の拡充』に努めていくという。
また、今後の展開について同本部長は、「中部地区を中心に、関東、関西、九州地区にも進出していきたい。これからは『内職市場』というブランド名を全国に広め、女性が活躍できる場を増やしていきたい」と話している。