名鉄百貨店本店(中村区名駅1、TEL 052-585-1111)は9月20日、本館2~5階をリニューアルオープンした。
リニューアルは、本館、セブン館(現ヤング館)、メルサ館「3館統合計画」第2期パート1の一環として行うもの。9月6日には、セブン館の名称をヤング館に変更し2~3階を先行リニューアルオープンした。10月25日にはメルサ館の名称をメンズ館に変更し3~5階を先行リニューアルする。
スローガンは「新しさにワクワク。ファッションの名鉄百貨店」で、同館2階は、西日本最大規模となる「コスメティックプラザ」として生まれ変わった。名古屋初登場ブランドを含む39ブランドを投入しドクター系、通販系化粧品を強化、自然派化粧品や酸素バーを集積した「ナチュラルコスメ」を新規にオープンした。また、肌の悩みや化粧品の相談を受け付ける「ボーテコンシェルジュ」や新作のプロモーションを行う「コスメステージ」などを新設し、サービス機能の充実を図る。
3階は、25~29歳の女性をターゲットに名古屋初登場の「ザディグ・エ・ヴォルテール」など9ブランド、名駅地区初登場の「ポール&ジョー」など3ブランドを含む20ブランドを投入、名鉄限定のインポートシューズなども展開する。
4階は30~39歳の女性をターゲットにランジェリー、ハンドバッグなど21ブランドを投入、また伊勢丹がプロデュースする「ニューズスクエア」では新たにジーンズを導入しファッション性の高い品揃えを展開するほか、5階は、40~59歳をターゲットに婦人服全34ブランドと、大きいサイズの婦人服27ブランドを投入し大人の女性のニーズに応えるという。
ほかにも、名古屋初登場となる「キハチカフェ」(4階)など各階にカフェなどを設けるほか、季節ごとにファッションをセレクトし提案していく「ザ・ステージ」を新設し各フロアに販売責任者を配置するなど、接客サービスの充実も図る。
同店担当者は、「本館は、女性客を中心に親子3世代まで買い物を楽しめ、新しさにワクワクするようなファッションを提供していける店舗を展開していきたい」と話している。