名古屋駅前で7月20日、「打ち水大作戦」が行われた。企画・運営は、名古屋駅地区街づくり協議会(名古屋市中村区名駅4)。
2008年設立の同協議会。駅から街へ人を迎え入れる活動として、定期的に街の清掃活動や花植えなどを実施してきた。
打ち水企画は今回で8回目。会員企業のほか、行政、市民団体など約360人が集まった。名古屋モード学園(名駅4)の学生66人のほか、浴衣姿で参加する会員も多く、会場を華やかに彩った。参加者たちはタワーズガーデン、名鉄百貨店前、ミッドランドスクエア前、名古屋ビルディング前などで打ち水を行った。当日の気温は34度で、地面の表面温度は34.6度。打ち水後は表面温度が32.2度を示す結果となった。
タワーズガーデンでは太鼓の演奏のほか、キャッスルプラザのシェフが氷の彫刻で2体の白鳥をその場で作り上げた。参加者のほか一般の人も写真を撮るなどし、楽しむ様子も見られた。
7月16日からは、周辺の商業施設にある参加店150店舗以上で、浴衣着用者を対象にドリンクなどの提供や割引サービスを行う連携企画「浴衣 de お得」を実施している。浴衣着用者へのサービス企画は昨年、一部だけで開催。「今年は新しくオープンしたビルも多く、ビルの方々から『地域一体となって名駅エリアを盛り上げたい』と声をいただき、まずは有志の企業で割引企画を実施した」と同協議会の佐伯恵さん。「みなと祭や円頓寺七夕まつりなど、浴衣で出掛ける機会が増える時期。名駅は名古屋の玄関口。名古屋駅を利用するのであれば、ちょっと街に立ち寄って、お得に楽しんでもらえれば」と参加を呼び掛ける。
詳細はホームページで確認できる。7月31日まで。