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名駅前のホテルで高級缶詰使ったコース料理「会席 de 晩餐缶」和洋折衷編

「会席 de 晩餐缶 和洋折衷編」(内容は予定)

「会席 de 晩餐缶 和洋折衷編」(内容は予定)

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 名古屋駅前のホテル「キャッスルプラザ」(名古屋市中村区名駅4)で9月7日、高級缶詰を使ったコース料理を提供する「会席 de 晩餐缶 和洋折衷編」が開催される。

「会席 de 晩餐缶 和洋折衷編」を手掛けた2人の料理長

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 防災備蓄の関心を高める目的で、防災月間の9月に開催するもので、2014年に始まり洋食編、和食編と続き、今回で3回目。

 使う素材は、「国分グループ」のもので、缶詰「K&K 缶つま」シリーズのほか、瓶詰めのバジルソース、フリーズドライスープなどで、和食=12種類、洋食=16種類を使う。コース料理に、日本ワインなども用意するフリードリンクが付く。

 和食を手掛けるのは昨年の和食編を担当した宴会和食料理長の斎藤広志さん。東日本大震災と熊本地震を受け、今回は三陸と九州の産地にこだわった缶詰を使った。「兄と知人が被災しているので、震災がより身近に感じる。缶詰という身近なものを防災備蓄として有効に使ってほしい」と、昨年は缶詰に手を加えて食べやすくしたものだったが、今回は少し手を加えるだけで缶詰の素材を全面に押し出しているという。今回扱う缶詰の中でお気に入りは「K&K 缶つま極」シリーズで1個1万円する気仙沼産フカヒレ。この缶詰を知った瞬間に、フカヒレのほかフグなどを使った「蒸物」の「九州 三陸海の幸 とろみ汁」を作ろうと思いついたという。

 洋食は、今回初めて担当するという宴会洋食料理長の吉田薫さんが手掛ける。「実際の缶詰の中を見るまで、中身の大きさや味、状態などを知ることができなかったので難しかったが、いろいろな食材を使えたので面白かった」。お気に入りの「肉」の缶詰。今回の肉料理は、「北海道産短 角牛のスネ肉のロースト」「黒毛和牛のロースト」などを使った、牛肉、豚肉、鶏肉を食べ比べできる一皿。「これまではしょせん缶詰と思っていたが、今回扱ってみて質が上がっていることを知った。そのままでもおいしく食べられることを知ってもらえたら」と吉田さん。

 当日は、「缶詰博士」の黒川勇人さんが登場し、食事をしながらトークイベントも楽しめる。

 開催時間は18時30分~20時30分。料金は一人9,000円(料理、飲み物、税・サービス料込み)。定員は160人。申し込みは、電話(イベント予約係、TEL 052-582-2121)、ホームページからの予約フォームまたはオンラインショップ予約ができる。

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