「名古屋まつり」三英傑役が決定-三姫役も

写真左上段から、米山さん(信長)、小谷さん(秀吉)、松山さん(家康)、下段左から加古川さん(濃姫)、池上さん(ねね)、山田さん(千姫)

写真左上段から、米山さん(信長)、小谷さん(秀吉)、松山さん(家康)、下段左から加古川さん(濃姫)、池上さん(ねね)、山田さん(千姫)

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 10月3日、「名古屋まつり」で行われる市中パレード「郷土英傑行列」に登場する3英傑役と3姫役が、名古屋市役所本庁舎で発表された。

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名古屋まつり協進会では今年8月、3英傑役を一般市民から募集、81人の応募者の中から書類と面接による審査で決定した。一方「濃姫」「ねね」「千姫」の3姫役は、毎年三越名古屋栄店、丸栄、松坂屋本店の各百貨店従業員から1人ずつ、社内選考で決定した。

 織田信長役は、愛知県職員の米山一記さん(36)、豊臣秀吉役は、建築家の小谷幸夫さん(58)、徳川家康役は、名古屋女子大学教授の松山正彦さん(60)。濃姫役は、三越から加古川絵里さん(24)、ねね役は、丸栄から池上麻木さん(24)、千姫役は、松坂屋から山田紀子さん(22)が、それぞれ選ばれた。

 信長役の米山さんは2回目の応募で、「子どもの頃から3英傑役、特に信長に憧れていたので実現して嬉しい。普段の自分は優柔不断で信長の性格とは正反対だが、明るく元気よく演じたい」と話し、秀吉役の小谷さんは、「祭りを通して名古屋市民の実感を味わってみたかった。自分はロマンチストなので、秀吉のように男のロマンを感じる役を演じたい」と意気込みを語った。

 記者発表後、6人は各百貨店に移動し衣装合わせなどを行った。初めて実際の衣装とかつらを試着した濃姫役の加古川さんは、「衣装を着て鏡を見た時、まるで自分じゃないようだった。濃姫は、芯の強い女性だったと聞いているので、自分も強い女性像を演じたい」と話していた。

 「名古屋まつり」は、10月14日と15日に開催、「郷土英傑行列」は、14日は名駅前から、笹島、栄、矢場町までを、15日は名古屋市役所前から大津橋、栄、赤門までをパレードする予定。

名古屋まつりホームページ

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