暮らす・働く

KITTE名古屋が舞台のドラマ「名駅1丁目1番1号」、中京テレビが制作へ

制作発表会に登場した足立梨花さん(左)とSKE48・高柳明音さん(右)

制作発表会に登場した足立梨花さん(左)とSKE48・高柳明音さん(右)

  • 0

  •  

 中京テレビ放送は11月18日、KITTE名古屋(名古屋市中村区名駅1)を舞台にしたドラマ「名駅1丁目1番1号 ~人と、幸せを、つなぐ場所。~」の制作を発表した。

ドラマに出演する足立梨花さん

[広告]

 制作発表会には同社プロデューサーの板谷学さん、脚本の三重県出身・岩本真耶さん、出演者として、三重県三重郡菰野町育ちの足立梨花さん、名古屋出身のSKE48・高柳明音さんが駆け付けた。

 ドラマは3組のカップルの物語。KITTE名古屋の来春の装飾デザインにチャレンジしアシスタント脱却を目指す、名古屋のデザイン会社に勤める岩井遥(足立さん)と年下の恋人・阿久津卓哉(葉山奨之さん)、沖縄出身で同施設駐車場の係員・照屋高志(ガレッジセール・ゴリさん)とパティスリー店員でハーフのレイチェル(春香クリスティーンさん)、名古屋中央郵便局長・沢田賢次(大杉漣さん)と沢田の40年来のマドンナ・細川ひずる(宮崎美子さん)は大人の恋愛をする男性の姿を描いたストーリー。SKE48の高柳さんはレイチェルの同僚として出演する。

 「ドラマには3つのポイントがある。名駅エリアの盛り上げ。家族みんなで見られる心温まる物語。地元と一緒に作る」と板谷さん。21日にささしまエリアに移転した同社。「KITTE名古屋とタッグを組み、ドラマで一役買いたい」とも。12月11日には、応募総数1289人から選ばれたエキストラが参加する撮影を同施設で予定。スタッフにも若い女性をたくさん起用したとし、「心情に訴えられるものを作る」と意気込む。

 構想中に「名古屋めしをたくさん食べる女の子」「絵が好きで名古屋の名所をたくさん描かせる」などキャラクターを考えたというエピソードを披露した脚本担当の岩本さん。「足立さんに決まり、本人の良さを生かし、役者に寄せていく人物像で主人公ができた」と振り返る。

 「何かあると母と名古屋に出掛け、スカウトキャラバンの地方予選も名古屋、上京する際も名古屋駅から新幹線。昔から来ていた街でドラマに出られることがうれしい」と足立さん。「予想では名古屋に長く滞在できそうなので自由な時間をいただければ楽しみたい。たくさんのものができた名駅で『何ができないか』を逆に探したい」と笑顔を見せた。

 カメラが趣味だという高柳さんは「思いつきだが、撮影の裏側を写真に収めてお伝えしていきたい」と提案。板谷さんが「ぜひ、そうしましょう」と受け入れ会場を沸かせた。

 撮影は12月からスタート。放送予定は2017年5月のいずれかの土曜で120分間。

名駅経済新聞VOTE

名古屋城と言えば?

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース