名古屋駅前の複合ビル「ミッドランドスクエア」(名古屋市中村区名駅4)が3月6日、オープン10周年を迎えた。
同施設では10周年記念企画として、サクラをモチーフに施設内を装飾。メインビジュアルには、名古屋在住の書家の渡部裕子さんが書いた「咲」の文字を使ったデザインを採用する。
地下1階から4階かけての吹き抜けフロアには、有松の染色家、久野剛資さんが手掛けた淡い桜色の絞りを施した布地で、天井吊りバナーを設置。サクラの花のプロジェクションマッピングを投影を行う。このほか、館外のイルミネーションもサクラ色にする。
3月3日は、名古屋初の旗艦店を出店した、ジュエリー・時計ブランド「ブシュロン」、名古屋初出店のレディスセレクトショップ「ザ シークレットクロゼット」、三喜商事の新業態のメンズセレクトショップ「ラ・ソルジェンテ・ディ・ブルーノ」がオープンした。4月21日は、名古屋初出店のインテリア雑貨「ダブルティー」がオープンする予定。
3月3日夜にはオープニングイベントを開催し、新しくオープンした、「ブシュロン」「ザ シークレットクロゼット」「ラ・ソルジェンテ・ディ・ブルーノ」の3店舗をプロモーション映像と共にファッションショー形式で紹介した。そのほか、東和不動産社長の山口千秋さん、毎日新聞社中部代表の小泉敬太さんらによる、酒だる鏡開きを行い、日本酒を来店客に振る舞った。
同施設では4月9日まで、10周年キャンペーンを展開し、限定のファッションアイテムや、飲食店限定メニューやスイーツを販売するほか、音楽のコンサートなどを開催する。