名鉄百貨店本店（名古屋市中村区名駅1）は4月21日、本館屋上で「屋上ビアガーデン」の営業を始めた。

今回の特集メニュー「世界のグルメ」

　2008年に復活して以来、毎年恒例になる同企画は、時間制限の無いバイキング形式の食べ放題、飲み放題が特徴。席数は668席で、屋外＝500席、屋内＝168席（雨天時は屋内席のみ）。夜は、JRセントラルタワーズ、ミッドランドスクエアのほか、新しくオープンしたJRゲートタワー、シンフォニー豊田ビルなどの夜景も楽しめる。

　全90メニューで、店頭には常時40種類が並ぶ。今年は、ヨーロッパ、アジア、中南米の代表的な料理を集めた「世界のグルメ」を特集。初日～5月7日は、同3エリアの料理の中から3種類を提供。5月8日～31日は「フィッシュ＆チップス」（イギリス）、ケチャップとカレー粉をまぶしたグリルソーセージ「カリーヴルスト」（ドイツ）などヨーロッパ特集。6月～7月は、タコ、オリーブ、豆のマリネ「アフポトソウシュ」（トルコ）、ツナを辛味調味料「サンバルソース」であえた「サンバル・ブ・トンコル」（インドネシア）、キュウリとパクチーのあえ物「ヤム・テン・クワ」（タイ）などのアジア特集。8月は、炒めたひき肉、野菜、チーズなどの具材をトルティーヤで巻いて作る「タコス」を提供する。9月は期間中人気の高かった料理を再度提供する。

　名古屋鉄道の主要駅のあるエリアの名物料理を集めた「名鉄沿線グルメ」も昨年好評だったことから今年も用意。みそかつ、みそおでん、手羽先の唐揚げ、鶏（けい）ちゃん、鉄板ナポリタン、あんかけスパゲティ、エビフライ、豊川いなりなど。コーナーにはみそだれ（甘口・辛口）も置く。居酒屋メニューやサラダ、デザートも用意する。

　ドリンクはキリンの「一番搾り」「ラガー」「スタウト」などのビールのほか、カクテル、果実酒、焼酎のほか、肌寒い日のために熱かんやお湯割りも用意する。5月、6月、9月は月曜～木曜の曜日別で、ハイネケン、ブルックリンラガー、バドワイザー、よなよなエールも飲み放題メニューに加える。

　同店広報担当者は「16時から営業しているので、プレミアムフライデーでのご利用もお勧めしたい」と話す。

　営業時間は16時～22時。料金は、大人＝4,000円、小人（5～12歳）＝1,500円。5月7日までは2部制（11時～14時、16時～22時）で、大人＝2,900円・小人（5～12歳）＝1,000円。