名古屋グランパスの和泉竜司選手が10月11日、中村警察署の一日警察署長に就任し、JR名古屋駅桜通口(名古屋市中村子区名駅1)で行われた「反射材着用促進キャンペーン」に参加した。
和泉選手は警察官の制服に身を包み、マスコットのグランパスくんと共に駅前に登場。渡辺彰署長から一日警察署長の委嘱状を手渡された。
続いて行われた交通安全セレモニーで、渡辺署長は「反射材の着用キャンペーンに、現在3連勝中のグランパスで勝利の原動力として活躍している和泉選手に、強力な助っ人として来ていただいた。彼の光り輝くプレーと車のライトで輝く反射材を掛けて、一日警察署長にうってつけだと思いお願いした」とあいさつ。
渡辺署長による愛知県の交通情勢の解説が行われた後、中村区役所の矢野克典区政部長が反射材の着用促進を呼び掛けた。「グランパスくんリフレクター(反射材)」を胸に付けた和泉選手は、司会の質問に答える形で「反射材は運転する側からよく見えるので、歩行者は身に着けてほしい。夕方、夜間に運転する人は早めにライトをつけ、見にくい場所ではハイビームにするなど、対策することが大事」と、反射材の効果や、安全運転の大切さなどを丁寧に紹介した。
最後にサッカーについて問われた和泉選手は「1年でのJ1復帰が目標。今週の日曜には首位の湘南ベルマーレとの試合がある。今は、そこを勝つことを目標に頑張っている」と意気込んだ。
セレモニー終了後、和泉選手は中村警察署の署員らと、反射材やリーフレットなどの啓発品を配布。人々に交通事故のない安全な街づくりを呼び掛けた。