名駅の映画館「シネマスコーレ」(名古屋市中村区椿町8、TEL 052-452-6036)は11月4日から、「映画監督って何だ!」公開で出演監督らによるトークショーを開催する。
「映画監督って何だ!」は、共同組合日本映画監督協会の創立70周年を記念して製作された映画で、1971年に改正された「映画の著作権は映画製作会社に帰属する」という著作権法に対し、同協会が「監督は映画の著作権者である」という主張を強く訴えている作品。
同作は、伊藤俊也さんが監督・脚本を務めたほか、同協会理事長の崔洋一さん、元理事長の大島渚さん、山田洋次さんや、同協会に所属する鈴木清順さん、山本晋也さん、林海象さん、「シネマスコーレ」を立ち上げた若松孝二さんら約200人の映画監督などがスタッフ・出演者として参加し、「映画監督の仕事の本質は何か」を「時代劇」「ドキュメンタリー」などさまざまなジャンルで描くという。他の出演者は、小泉今日子さん、佐野史郎さんら。
トークショーには、伊藤俊也さんをはじめ、林海象さん、山本起也さん、成田祐介さん、佐藤真さんら、日替わりで5人の監督が来場予定で、映画監督の仕事、著作権問題、製作秘話などについて約30分のトークショーを開催予定。
上映時間は10時から、トークショーは11時30分から。開催日は、11月4日、8日、9日、11日の4日間。©伊藤俊也