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円頓寺のオーダーメードノート店でワークショップの「授業」

一つ一つ丁寧に手作りされるノートのイメージ写真

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 オーダーメードノートとコーヒーを提供する「NO DETAIL IS SMALL」(名古屋市西区那古野1)で3月10日、ノート作りワークショップを通して「良質なモノ」を伝える企画「Share happiness! 良質な体験を社会に広げるノート作り」が行われる。

作ったノートのうち1冊は児童養護施設へ寄付される

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 主催は、店舗や公共施設、公園などまちなかを「教室」にし、「先生」を迎え、学びやコミュニケーションを目的にしたイベント「授業」を中心に展開するNPO法人「大ナゴヤ大学」。

 円頓寺商店街の近くに位置する同店は、サイズや表紙だけではなくリングや中の用紙などを自分の好みで選ぶオーダーメードノートを提供している。大量に消費する使い捨てのノートではなく、繰り返し使うことができるほど「質の高い」ノートを、使う人の紙やデザインの好みを反映させて作ることができる。

 店主の矢田さんによると、ノートに使う素材は日本各地の地場産業や工芸品を用いることにここだわっており、オーダーを受けてから店舗内で一つずつ手作りしているという。使い終わったノートは、中の用紙を入れ替え再び使うことができる。

 今回の「授業」では、2冊のオーダーメードノートを作るワークショップ「Share happiness! Workshop」を実施。1冊は作った人が持ち帰り、もう1冊は店を通して児童養護施設へ寄付するもので、矢田さんの取り組みの一つ。作り手にとっても、寄付した先の子どもにとっても、本質的に「良い物」に触れる体験で、人生そのものを豊かなものにしようという考えだという。

 イベントは午前と午後の2部制。参加費は3,000円(ノート2冊分のワークショップ費用、1冊は児童養護施設に寄付)。申し込みは大ナゴヤ大学ホームページで受け付けている。

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