名古屋市交通局(名古屋市中区三の丸3)は10月31日から、地下鉄名古屋駅東山線コンコース南改札の外側に大型広告スペース「名駅ツインボード」を設置した。
地下鉄名古屋駅南改札付近は、地下鉄利用者と通行人を含め1日=約92,000人。一方、北改札付近は1日約2万人の通行量があり、同交通局では、南改札側は広告スペースとして効果的で、今後、超高層ビル「ミッドランドスクエア」や「名古屋ルーセントタワー」の開業で地下鉄乗降人員の増加が見込めると判断し、数カ月前から空きスペースとなっていた場所に広告ボードの設置を決定した。
設置するボードは縦1.8メートル×横3.816メートルと、縦1.8メートル×横3.521メートルの2面。地下鉄の改札外に設置された広告ボードでは日本で最大だという。広告掲載期間は1企業につき7日間。第1号広告として10月31日~11月6日まで、「NTT DoCoMo」の広告が掲載されている。
同局資産活用課の担当者は、「名駅地区のオフィスビル開業に合わせ、企業からの広告需要を期待している」と話しており、年間で約1,000万円の収入を見込んでいる。