タクシー待ち専用ラウンジ「JapanTaxi Lounge」が9月9日~11日の3日間、ミッドランドスクエア(名古屋市中村区名駅4)南側の広場に期間限定オープンする。
2011(平成23)年にサービスを開始したタクシーアプリ「JapanTaxi」がダウンロード数800万を突破したことを記念したキャンペーンの一環で、「タクシー待ち時間も幸せにする」をコンセプトに実験的に展開する。札幌・札幌市北3条広場(アカプラ)でも9月2日~4日に実施した。
JapanTaxi(東京都千代田区)広報担当者は「これまでタクシーの迎車受け付けは電話のみだったところに、インターネットで受け付けができるアプリが加わった。現在、東京都内のタクシー会社では、配車リクエストの約8割がアプリからになり、電話よりもスタンダードな方法となっている。一方で都心部以外では、アプリがスタンダードとはまだ言えないエリアも多々ある」と話す。札幌と名古屋は同アプリスタート当初から参加しているエリアで利用者のニーズも高く、「今後よりアプリを使用いただける可能性があるエリア」であることから、展開を決めた。
期間中、同アプリをダウンロードしたスマートフォン画面をスタッフに提示すると、スマートフォンなどを充電できる機能を備えた座席とパラソルなどを設置したラウンジスペースを利用できる。同アプリを活用し配車を利用(画面提示が必要)すると、「ミーティング前」「この後デスクワーク」「休憩前」などシーンを想定して用意した5つのフレーバーのコーヒー(アイスまたはホット)がもらえる。
ユーザー向けのリアルイベントは初めて。「乗車直前の待ち時間を豊かにするというこれまで着手できていなかった時間へのサービス提供で、実験的な試み。イベントの結果を踏まえて、プロモーションの展開だけにとどまらず、サービス展開の可能性などを検討していきたいと考えている」と言う。
実施時間は各日9時~18時。