アニメ「エヴァンゲリオン」のキャラクター「綾波レイ」に扮(ふん)した「ナナちゃん」が1月29日、名鉄百貨店本店(名古屋市中村区名駅1)前に登場した。
エヴァンゲリオンラッピング車両をデザインした名鉄オリジナルグッズ
同企画は「エヴァンゲリオン中京圏プロジェクト ~名古屋・ささしまライブから世界へ発信~」の一環。現在、ささしまライブの商業施設「グローバルゲート」(中村区)に高さ約6メートルの「エヴァンゲリオン」初号機立像、中部国際空港セントレアに金色の初号機立像を展示しているほか、名古屋鉄道の空港特急「ミュースカイ」を同アニメ仕様にしたラッピング車両の運行など、さまざまな企画を展開している。国内外からの観光客誘致を狙いインバウンド施策に寄与する目的。
「ナナちゃん」は巨大マネキン人形で名古屋のシンボルの一つ。広告塔として企画や商品、季節の行事などに合わせ装いを変えることが特徴。
初日から、綾波レイに扮したナナちゃんを写真に収める姿が多く見られた。名古屋鉄道の同企画担当者は「ほかの企画に比べ、外国の方が写真に収めている姿が多い。外国にも人気のコンテンツとナナちゃんがコラボできた。ビジネスマン、学生など多様な人が通る場所で大勢に見てもらえる。周知していきたい」と話す。「立体的な装飾の取り付けやウエットスーツのような衣装で、通常より『着替え』に時間がかかった」とも。2月4日まで。
同日から名鉄百貨店本店メンズ館3階に「エヴァンゲリオンストア」が期間限定で出店。開店前から店の前に行列ができたという。通常のグッズのほか、2020年年始に池袋・新宿・博多の「エヴァンゲリオンストア」で販売した福袋を名古屋店オープンを記念し数量限定販売。そのほか、エヴァンゲリオン仕様のラッピング車両をデザインした名鉄オリジナルのグッズも展開。オリジナル商品はクリアファイル(600円)、スマホスタンド(900円)、カメラストラップ(1,199円)、マスキングテープ(600円)、ばんそうこう(450円)など。「ラッピング車両のデザインで鉄道会社らしさのあるグッズ展開ができた」(同)。2月18日まで。
名鉄百貨店本店の営業時間は10時~20時。