イベント「すーぱーレトロEXPO」が6月6日、「東急ハンズ名古屋店」(名古屋市中村区名駅1)10階催事コーナーで始まった。
キャラクターをデザインしたグラスや、動物をモチーフした陶器の貯金箱
昭和・平成のレトロ&ファンシー絵柄の雑貨を集めた同イベント。漫画家・イラストレーターのM.A.JOYさんが主催で過去に東京で2度、出展者さんを集め即売会を開催したところ好評だったことを受け、昨年末から年明けにかけ、東急ハンズ新宿店で第3回を開催した。名古屋開催は今回が初めて。
期間中、37のアーティストが出展する。レトロな雰囲気を再現したノスタルジーな作風のクリエイターが作る「ネオ・レトロ」アイテムのほか、当時の実際のアイテム「ガチ・レトロ」も並ぶ。
「ネオ・レトロ」アイテムは、ファンシーなイラストのステッカーやキーホルダー、ポストカードをはじめ、レコード盤やラジカセをモチーフにしたバッグ、カセットテープを模した革のカードホルダーなど。「ガチ・レトロ」アイテムは、当時物の「ハローキティ」「ゴロピカドン」などのサンリオキャラクター商品のほか、缶ペンケース、鉛筆セット、ハンコセット、下敷き、すしや弁当のおかず・おにぎりを模した消しゴム、ローラー消しゴムなど「昭和を代表する」文具、動物モチーフの陶器の貯金箱、少女漫画の付録、80年代~90年代に各地の土産屋で売られていた「ファンシー絵みやげ」、室温計、木製のキーハンガーなど。
11 日・12日・19日・20日・21日は、名古屋を拠点に活動するイラストレーターのkimuさんをはじめ、「レトロファンシーな似顔絵」を描く3人の作家が日替わりで来場。似顔絵は当日受付のほか、それぞれの作家のSNSのダイレクトメッセージで事前予約も受け付ける。似顔絵販売は1人3,500円。
東急ハンズ名古屋店7階・8階グループマネージャーの渡辺修司さんは、「肩の力を抜いて、純粋にこのレトロな雰囲気を楽しんでほしい。懐かしいと思う世代や、ただただ『かわいい』と思う人など、年代によって楽しみ方が違う。作家さんが心を込めて作った商品や集めてきた商品を通して、お客さまと作家をつなぎ、楽しい時間を提供できれば」と話す。「特に40代の方にとっては、ガチ・レトロは懐かしく、ネオ・レトロは懐かしくもあり新しくも感じるのでは」とも。
会場には、「平凡」「明星」などの雑誌、レコード、アイドルのサイン、アデリアグラス、ラジカセなどレトロデザイン商品を特集した展示コーナーも併設する。
営業時間は10時~20時(最終日は19時まで)。今月21日まで。