レストランを運営する雅木(名古屋市名東区野間町14)は3月6日、ミッドランドスクエア商業棟4階に洋食レストラン「キッチン雅木」(中村区名駅4、TEL 052-527-8816)をオープンする。
「キッチン雅木」は、同社の宇垣社長が考案した「箸で食べる洋食」をコンセプトに、和風の空間で洋食を提供するスタイルを提案しているレストラン。約17年前、名古屋市名東区野間町に「キッチン雅木」1号店が誕生し、その後系列店の「キッチン雅ピロ」(名東区富が丘)、「倭国の洋食 う雅亭」(日進市香久山)、「図書館通り 雅Dining」(愛知郡長久手町)など、現在愛知県内に4店舗を展開している。同店は、愛知県郊外以外では初のテナント出店となる。
店舗面積は、56坪。席数は、カウンター、テーブル席を合わせて全75席。内装は、オーク材を使用したダークブラウンのカウンターやテーブル、ソファを採用し、店内の柱は天然の材木を使用。壁は白色で統一し、落ち着いた空間を演出しているという。主要ターゲットは20代後半~30代の女性で、郊外店舗の主要ターゲットである家族連れや40代以上の女性だけでなく、同ビルのターゲットに合わせた比較的若い年代の女性客需要も見込む。
主なメニューは、ランチメニューの「わ風ハンバーグステーキ&カニクリームコロッケ」(1,680円~)をはじめ、夜は生カキ、カキのチーズ焼き、カキグラタンなどカキづくしの定番メニュー「カキ物語」(2,680円)、パン粉をまぶして焼いたオリジナルのハンバーグ「おすすめハンバーグステーキセット」(1,890円~)、「アワビのステーキ」や「たらばがにコロッケ」がセットになった同店のみのオリジナルメニュー「ミッドランドスペシャル」(3,800円)も提供する(セットメニューは全てライス・赤だし付き)。想定客単価は、昼=2,000円、夜=3,000円~3,500円。
同店の大西店長は「知名度の高いミッドランドスクエアから、『キッチン雅木』なりの『名古屋の洋食文化』を全国へ発信していきたい」と話している。営業時間は11時~23時(オーダーストップは22時)。