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名駅に宿儺カボチャの「ぴよりん」 規格外品から開発したカボチャペースト使う

宿儺カボチャの規格外品から開発したペーストをババロア部分に使う「ハロウィンぴよりん~宿儺かぼちゃ~」

宿儺カボチャの規格外品から開発したペーストをババロア部分に使う「ハロウィンぴよりん~宿儺かぼちゃ~」

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 飛騨の伝統野菜の宿儺(すくな)カボチャを使った「ハロウィンぴよりん~宿儺かぼちゃ~」の販売が10月5日、名古屋駅構内の「ぴよりんSTATION カフェジャンシアーヌ」「ぴよりんshop」で始まる。

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 「ぴよりん」は、名古屋コーチン卵を使うプリンをババロアで包み、粉末状のスポンジや、チョコレートでできた目・くちばし・羽などでヒヨコの姿に仕上げた名古屋のスイーツ。

 同商品は、岐阜県農政部と「宿儺かぼちゃ研究会」が宿儺カボチャの流通とフードロス削減に向けて開発した宿儺カボチャのペーストをババロアの部分に使う。カボチャをイメージした黄色いスポンジをまとわせたボディーにチョコレートの帽子をかぶせ、魔法使いぴよりんに「変身」する。

 宿儺カボチャは西洋カボチャの一種で、甘みが強く、ホクホクした食感で、果皮が薄く調理しやすいのが特徴。宿儺カボチャのペーストは、生産特徴や品質特性から一定数発生してしまう突起が付いた状態や、極端に曲がってしまった状態、獣害・病害でできた一部の傷や傷みなどが原因で規格外品になるカボチャを活用して作る。

 宿儺カボチャを使ったぴよりんは初めて。ぴよりん広報担当の萩原大介さんは「岐阜県から宿儺カボチャのフードロス削減の推進やプロモーションなども含め依頼を受けた淑徳大学のゼミから、ぴよりんの人気を活用したいと話をもらったのがきっかけ。ぴよりんも少しでもSDGs活動の一端を担えればとの思いから参加した」と話す。

 「今後も社会貢献やSDGs関連の話があれば積極的に取り組んでいきたい」とも。

 価格はテイクアウト=500円、イートイン=509円。購入は1人2個まで。販売時間は10時~(売り切れ次第終了)。今月31日まで。

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