「リアル謎解きゲーム~祖母がくれた魔法の手袋~」の開催が9月16日、名古屋駅新幹線口の「エスカ地下街」(名古屋市中村区椿町6)で始まった。
「リアル謎解きゲーム」の世界観を演出した「エスカ地下街」のセンタープラザ
新幹線の改札口に近い同地下街には、飲食店や物販店、クリニックなど80店舗程度が軒を連ねる。
同企画は、専用の解答用紙を持って、同地下街に散りばめられた6つの謎を解いてまわり、最終回答を導き出す。今年で2回目。初開催だった昨年は、飲食をテーマに「ばあば」が作るプリンの魔法のレシピの謎を解いていく内容だった。「今年も『ばあば』シリーズを継続した第2弾」とエスカ営業部の内田綾子さん。ファッションをテーマに、主人公が部屋で見つけた未完成の手編みの手袋にまつわる内容だという。
企画のきっかけについて、内田さんは「エスカは名古屋めしや名古屋土産の店のイメージが強いが、地元の人が普段使いできるような飲食店、日用品店やドラッグストア、クリニックなど、さまざまなジャンルの店があることを知ってほしい。地元の人にも来てもらいたい」と話す。「JR名古屋駅コンコースにつながる東西に伸びるセンター通りしか通らないという人も多いと思う。南北の通路も含め、ぐるっと巡って、謎解きしながらエスカを知ってほしい」とも。
難易度は、子どもでも楽しめるようにと初級程度。エスカの公式LINEを通して謎解きのヒントを提供する。所要時間は1時間~1時間30分程度。内田さんは「早い人だと30分程度で解ける。朝早くから参加できるので、昨年は朝一にエスカの謎解きに参加し、解いたら別の謎解きイベントに参加するファンの姿もあった」と話す。
解答用紙はセンタープラザに設置。昨年の開催時にはクリアした様子を投稿した写真をSNSで多く見かけたことを受け、今年はフォトスポットにもなる会場演出を施した。
土曜・日曜・祝日限定でセンタープラザに設ける有人ブースにクリアした解答用紙を持参すると記念品がもらえる。引き換え時間は10時~17時。
開催時間は7時~22時30分(最終日は20時まで)。参加無料。今月30日まで。