2023-24シーズン開幕に向けた「名古屋ダイヤモンドドルフィンズ(以下、ドルフィンズ)」の決起集会が10月1日、名古屋駅新幹線口の「エスカ地下街」で開かれた。
日本のプロバスケットボールリーグ「B.LEAGUE(Bリーグ)」の新シーズンが10月5日に開幕。ドルフィンズは今月7日・8日、ホームの「ドルフィンズアリーナ」(中区)で、ジョシュ・ホーキンソン選手がいる「サンロッカーズ渋谷」を迎え開幕戦を迎える。
決起集会は、ドルフィンズ公式チアリーダーズ「ダイヤモンドルージュ」のパフォーマンスで幕開け。会場には、齋藤拓実選手、佐藤卓磨選手を除く全選手と、ショーン・デニスヘッドコーチが駆けつけた。同地下街を運営する「エスカ」は今シーズンからオフィシャルパートナーになった。
集まったファンを前にショーンヘッドコーチは「過去2シーズン、悔しい思いをしてきた。今シーズンは皆さんの応援で壁を乗り越えていきたい。選手も努力し、今まで以上にアップテンポなバスケットボールをやろうとしている。選手もファンも楽しめるバスケット。一丸となって勝ちに行きたい」とあいさつした。今シーズンの新キャプテンの須田侑太郎選手は「開幕を僕たちも楽しみにしている。ショーンヘッドコーチの下での3シーズン目。優勝を勝ち取って皆さまと喜びを分かち合いたい。熱量で名古屋を熱くしていきたい」と意気込む。
張本天傑選手がMCとして協力したトークショーも開催。チームメートに質問し、選手が○×で答えた。「きつすぎてやりたくない練習メニューがある」には、正直に全員○を上げた姿に笑いが起こった。別の質問から派生し、選手同士で一緒に食事やサウナに行ったエピソードも披露された。
「開幕戦のサンロッカーズ渋谷には絶対に勝つ」の質問には力強く全員が○を上げ、会場から拍手が送られた。「誇りに思ってもらえるドルフィンズバスケをする」「ここにいるみんなで優勝をつかみたい」「いいチーム、戦う準備はできている」「勝つ以外ない」など、選手が一言ずつ意気込みを見せた。
エスカの広井幹康社長は「エスカのテーマカラーとして館内のあちこちに表現するブルーを、Bリーグのチャンピオンになったらドルフィンズレッドに置き換える。ぜひ頑張ってほしい」と激励を贈った。
最後には、会場に集まった人も一緒に「ワン、ツー、スリー、チーム」のかけ声で、会を締めた。