インスタグラムやウェブサイトを通じて名古屋駅西エリアの魅力を発信するウェブマガジン「駅西さんぽ」が現在、お薦めスポットを募るキャンペーン「#推し駅西2023」を展開している。
駅西エリアの風景を撮影し、ハッシュタグ「#駅西さんぽ」「#推し駅西2023」を付けてフィード投稿する
同マガジンは、コミュニケーションデザイン事業、地域ブランディングに取り組む広告代理店「トガル」(名古屋市中村区)が運営。「名古屋駅西側の“ちょっといい”を紹介する」をコンセプトに、2020年7月から「駅西」の通称で親しまれる名古屋駅西側エリアの飲食店情報などを発信している。不定期で「駅西さんぽ フリーペーパー」を製作しており、10月27日には、インスタグラム80投稿を記念して第2弾フリーペーパーを発行した。
キャンペーンは昨年に続いて2回目。同社社長の小嶋豊さんは「駅西には魅力的な店舗がたくさんあるものの、広く浸透していないと感じていた」という。そこで、「このエリアを訪れる人や暮らす人の『推し』を集めて拡散することで魅力を広めたいと考え、キャンペーンを企画した」と振り返る。
参加者は店舗や料理、風景など「名古屋駅西側の好きなもの・場所」を撮影し、「駅西さんぽ」インスタグラムアカウント「ekinishi_sanpo」をフォローした上で、ハッシュタグ「#推し駅西2023」「#駅西さんぽ」を付けてフィード投稿するとキャンペーンに応募できる。
参加者の中から抽選で1人に、一棟貸しの古民家民宿「菊の屋」のペア宿泊券と、ミニシアター「シネマスコーレ」の映画鑑賞ペアチケット、喫茶店「モック」のコーヒー・小倉トースト引換券をセットにした「駅西レトロ満喫セット」を進呈する。コンセプトは「駅西を2人で巡ろう」。小嶋さんは「駅西の魅力の一つである『レトロ』を、友人やパートナーと一緒に体験できるコースを考えた」と話す。そのほか、抽選で5人にオリジナルの「駅西キーホルダー」を進呈する。
第1回開催時には、運営スタッフも知らないようなスポットを投稿するユーザーも。小嶋さんは「さらにマニアックな投稿が集まるのでは」と期待を寄せる。
応募期間は11月30日まで。