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JR名古屋駅1番線にラーメン店「人類みな麺類」 分厚いチャーシューが売り

「人類みな麺類」の「らーめん原点 世界一厚切り焼豚」

「人類みな麺類」の「らーめん原点 世界一厚切り焼豚」

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 JR名古屋駅1番線スペースに11月11日11時11分、ラーメン店「人類みな麺類 JR名古屋駅・幻の1番線」が期間限定でオープンする。

入線する電車が見えるJR名古屋駅1番線に作られた「人類みな麺類」客席の様子

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 「名古屋ステーション開発」はリニア中央新幹線の工事に伴い使用停止しているJR名古屋駅1番線に、約300平方メートルの床を設置して店舗やイベントなどに活用できる約500平方メートルのスペースを開発。9月1日~10月31日は第1弾として「世界の山ちゃん」が営業した。

 大阪と東京に展開する「人類みな麺類」のラーメンは、分厚いチャーシューが大きな特徴。赤身7割・脂身3割の豚バラ肉を圧力鍋で長時間炊いてとろとろになった状態をしょうゆだれに漬け込んで作る。「薄切り」、約130グラムの「厚切り」、約250グラムの「世界一厚切り」の3種類の厚さを用意する。麺は全粒粉入りで、香りが強く栄養価が高いという。特注の浄水器を入れ、スープは店舗で作っている。

 オープン時は、同店の原点のしょうゆラーメン「らーめん原点」のみで営業を始める。同店を手がけるUNCHI(大阪市)社長の松村貴大さんは「中華風で少し甘めでかつおのだしが利いている。大量に煮込んだ豚バラの煮汁をスープにブレンドするので、ほかのラーメン店では出せない味が出る」と話す。「らーめん原点 薄切り焼豚」(850円)、「らーめん原点 厚切り焼豚」(1,200円)、「らーめん原点 世界一厚切り焼豚」(1,500円)。

 今月18日からは、アサリやシジミ使ったスープで「貝の味を感じる。あっさりしている」という「らーめんmacro」、25日からは、焦がししょうゆで「苦みや酸味があり濃い味」という「らーめんmicro」の提供を始める予定。

 そのほか、「こだわり煮玉子」「普通のおにぎり」(以上100円)、生ビール(500円)も提供する。

 席数は130席程度。客席部分の壁面は、同社のミッションの一つ「火星にラーメン屋を一番最初に出店する」という夢を表現したデザインで、同駅1番線に入線した宇宙船が描かれている。

 「朝8時から営業しているので、朝ごはんには薄切りがいいのでは。『上司に怒られてちょっと元気がない時に店に入ったら、なんか元気をもらって次の日も頑張れる』ような店になればという思いもあるので、働く人の帰り道にもぴったり。もちろん、いい日にも来てほしい」と松村さん。10歳でラーメン店を開くと決め、24歳で開業する時に10歳の時の自分に一番おいしいと言ってもらえるラーメンをイメージしたという。「子どもにも食べてほしい。(家族で)週末に遊びに行く場所として選ばれたらうれしい」とも。

 営業時間は8時~23時。来年5月15日まで。入店にはJR名古屋駅の入場券または乗車券が必要で、TOICAなど交通系ICカードは入場券として利用できない。

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