「名古屋城 春まつり」が3月20日、名古屋城(名古屋市中区本丸1)で始まった。
ソメイヨシノやシダレザクラを中心に約10種類、約900本の桜が植わる城内。満開を迎えたオオカンザクラの前では記念撮影をする姿が多く見られた。
期間中、「西之丸」「二之丸」エリアに「たべる あそぶ まなぶ」をテーマにした空間「金鯱(しゃち)座」を設置。フードやドリンクを販売する「鯱食堂」には、名古屋コーチンを使う串カツやコロッケ、カレー、手羽先の唐揚げや焼きういろうなどの名古屋グルメ、りんごあめやサツマイイモチップスなどのスイーツを販売する店が並ぶ。会場には椅子を設置するほか、ゴザの無料貸し出しも行う。
オリジナルゲームの「シャチ釣り」のほか、竹馬、けん玉などのコンテンツを誰もが遊べる「シャチ広場」(入場料500円)や、木を使ったワークショップ「オリジナルフォトフレームづくり」(チェキ撮影含む基本セット=2,000円、パーツオプション=200円~)も展開する。
3月24日・30日・31日には二之丸広場で、ステージイベント「青空演芸場」を展開。24日には上方落語家・月亭八方さんの落語会と、ラッパー・呂布カルマさんのライブ、「韻を踏む楽しさ」をテーマにした2人の対談もある。30日・31日には各5組のアーティストが出演する音楽ライブを開催する。いずれも観覧無料。いなりずし専門店や抹茶グルメ店、尾張エリアの日本酒を販売するキッチンカーやブースも出店する。
そのほか、猿まわし(休演日あり)、茶会(3月31日・4月7日)、「重要文化財 西南隅櫓」の特別公開(3月23日~31日、4月27日~5月6日)もある。3月23日~4月7日は夜間開園を行い、桜をライトアップする。
開園時間は9時~16時30分(夜間開園は19時30分まで、4月27日~5月6日は17時30分まで)。5月6日まで。